【心豊かに生きる100のヒント 31】人生を変えうるモノマネ細胞とは?
2014年12月14日
皆さん、こんばんわ。アクシアバイオの齋藤です。
本日も、【心豊かに生きる100のヒント】を ご紹介します。どうぞお楽しみに☆
ここ最近、人生がうまくいっている人、経済的にも、家庭的にもうまくいっている人と接する機会があって、その人たちにその秘訣みたいなものを聞くと、非常にシンプルな答えが返ってきます。
その回答とは、ずばり、その人たちは、自分がこの人いいなぁと思う、自分より上だと思う人とできるだけ多くの時間を共有するというものです。ですので、一緒に食事したり、旅行したり、ゴルフしたり、とにかく一緒にいる時間を多くするということだそうです。
そうすると、そのうまくいっている人の考え方を自然な形で自分にしみこませることができて、自分も同じようにうまくいってしまうそうです。
このことは、実は大脳生理学的に説明することができます。
人間にはミラーニューロンという細胞(モノマネ細胞)というものがあって、相手が行動しているのをみて、自分が仮にその行動をしていなかったとしても、その人と同じ自分の脳内細胞が活発になって、脳内では、あたかも自分がその行動を取っているような状態になるという性質を持っています。
ですので、簡単にいうと、うまくいる人と一緒にいる時間を長くすると、脳がそのうまくいる人の脳をミラーニューロンというモノマネ細胞を通して勝手にコピーしてくれて、自分が疑似的に経験しているような状態になってくれるということです。
そうすると成功している人の脳をインストールしているような状態になるので、その人も自然とうまくいってしまうようです。
ということは、実は、逆も真なりで、自分が普段どんな人と接する時間を多くしているのかということが非常に大事になります。
普段どんな人と接することが多いでしょうか?付き合いだけの、また、あまり気が進まない集まりなどに参加して、本当は嫌だなと思う人と時間を過ごすことが多かったりしないでしょうか?
普段のお付き合いや自分の環境というものもこういった見地から一度考えてみるのも良いかもしれませんね。
本日も何かの参考になれば、嬉しいです。